フィージー派遣隊員報告

配属先のフィジー国立リハビリテーション病院(National Rehabilitation Medicine Hospital:以下NRMH)へ赴任し1年3ヶ月が経過しました。大きく体調を崩すことなく活動も続けられ、同僚やJICA職員、皆さまからの協力得ながら活動や生活できていることを心から感謝を申し上げます。1年経過し配属先での活動の報告したいと思います。

 

1年経過し配属先での活動内容について

  • 院内・外来患者に対して理学療法を行うこと。
  • Community Rehabilitation Assistant (以下:CRA) や理学療法士、看護師など同僚に対してワークショップを行い、知識・技術の向上を支援すること。
  • 地域巡回型リハビリを支援し、訪問リハビリの質の向上や業務を通じたCRAへの指導を行うこと。
  • 患者層や疾患の割合などの統計をとり分析をすること。
  • NRMH内での評価用紙、プロトコールやEvidence Based Medicine (以下EBM) を作成・改定すること。
  • Non-Community Disease (以下:NCD:生活習慣病) に対してスタッフ向けに運動や定期健診を行い生活習慣の変化を起こすこと。

以上、6つが大きく挙げられます。①~③は要請内容であり、さらにニーズに応えられるよう④~⑥も活動の幅を増やしていきました。活動上の問題や対策として私自身が一職員として扱われているからこそ細かく知ることができ、改善できることが多くありました。その中でも変化・効果を上げられることは統計の分析や最新のエビデンス・ガイドラインを元にワークショップを開き知識・技術を向上することであると思い、日々活動しております。

 

同僚理学療法士とともに診た年間の患者数統計として、院内患者は168(内訳:脊髄損傷患者30%、脳卒中患者21%、切断患者12%)、外来患者は756(内訳:下肢切断患者61%、脳卒中患者26%、脊髄損傷患者5%)、巡回活動ではフィジー全土を回り、巡回患者453(内訳:65%が下肢切断患者、8%が脊髄損傷患者、7%が脳卒中)を診てきました。

 

フィジーの任国事情や社会格差について

スバやナンディなど街近郊に住んでいるフィジアンは食事や物品面に困ることはほとんどなく中進国としての生活をしています。しかし、巡回活動では家へ訪問することが多く、対象患者として生活保護の家庭や病院までの交通手段がなく、タクシー代を払えない方も多いです。必要最低限度の生活ではありますが食事面には困っていないように感じられます。その理由としてもキャッサバやダロ、野菜などの食材は畑や家族・隣人から入手できるためです。しかし、炭水化物中心で調理方法は揚げ物が多く、さらに薬剤も不十分のため糖尿病が進行してしまい悪循環の状況です。話しを聞いていると患者やその家族たちは笑顔が多く、不便さを感じたりしていないようであり、今の状況を明るく受け入れ村の中で協力し合い生活しているようでした。逆に村・コミュニティの身内から守られることが強く、外に出る機会を失い自由を奪われている印象を受けています。携帯やテレビから情報を得て社会格差があることを理解しながらも心が豊かに生きているのは、自然の豊かさや周囲の協力が当たり前のようにあることがフィジアンの強さだと感じます。

 

これからもできるだけ配属先のニーズや希望、そして一人でも多くの患者やフィジアンが笑顔になるよう日々の活動に取り組んでいきたいと思います!

 

また、フィジアンウォーカーというホームページサイトで活動の紹介をしていただきました。ぜひご覧ください。

https://fijianwalker.com/interview-jica1/

配属先のフィジー国立リハビリテーション病院(National Rehabilitation Medicine Hospital:以下NRMH)へ赴任し1年3ヶ月が経過しました。大きく体調を崩すことなく活動も続けられ、同僚やJICA職員、皆さまからの協力得ながら活動や生活できていることを心から感謝を申し上げます。1年経過し配属先での活動の報告したいと思います。

 

1年経過し配属先での活動内容について

  • 院内・外来患者に対して理学療法を行うこと。
  • Community Rehabilitation Assistant (以下:CRA) や理学療法士、看護師など同僚に対してワークショップを行い、知識・技術の向上を支援すること。
  • 地域巡回型リハビリを支援し、訪問リハビリの質の向上や業務を通じたCRAへの指導を行うこと。
  • 患者層や疾患の割合などの統計をとり分析をすること。
  • NRMH内での評価用紙、プロトコールやEvidence Based Medicine (以下EBM) を作成・改定すること。
  • Non-Community Disease (以下:NCD:生活習慣病) に対してスタッフ向けに運動や定期健診を行い生活習慣の変化を起こすこと。

以上、6つが大きく挙げられます。①~③は要請内容であり、さらにニーズに応えられるよう④~⑥も活動の幅を増やしていきました。活動上の問題や対策として私自身が一職員として扱われているからこそ細かく知ることができ、改善できることが多くありました。その中でも変化・効果を上げられることは統計の分析や最新のエビデンス・ガイドラインを元にワークショップを開き知識・技術を向上することであると思い、日々活動しております。

 

同僚理学療法士とともに診た年間の患者数統計として、院内患者は168(内訳:脊髄損傷患者30%、脳卒中患者21%、切断患者12%)、外来患者は756(内訳:下肢切断患者61%、脳卒中患者26%、脊髄損傷患者5%)、巡回活動ではフィジー全土を回り、巡回患者453(内訳:65%が下肢切断患者、8%が脊髄損傷患者、7%が脳卒中)を診てきました。

 

フィジーの任国事情や社会格差について

スバやナンディなど街近郊に住んでいるフィジアンは食事や物品面に困ることはほとんどなく中進国としての生活をしています。しかし、巡回活動では家へ訪問することが多く、対象患者として生活保護の家庭や病院までの交通手段がなく、タクシー代を払えない方も多いです。必要最低限度の生活ではありますが食事面には困っていないように感じられます。その理由としてもキャッサバやダロ、野菜などの食材は畑や家族・隣人から入手できるためです。しかし、炭水化物中心で調理方法は揚げ物が多く、さらに薬剤も不十分のため糖尿病が進行してしまい悪循環の状況です。話しを聞いていると患者やその家族たちは笑顔が多く、不便さを感じたりしていないようであり、今の状況を明るく受け入れ村の中で協力し合い生活しているようでした。逆に村・コミュニティの身内から守られることが強く、外に出る機会を失い自由を奪われている印象を受けています。携帯やテレビから情報を得て社会格差があることを理解しながらも心が豊かに生きているのは、自然の豊かさや周囲の協力が当たり前のようにあることがフィジアンの強さだと感じます。

 

これからもできるだけ配属先のニーズや希望、そして一人でも多くの患者やフィジアンが笑顔になるよう日々の活動に取り組んでいきたいと思います!

 

また、フィジアンウォーカーというホームページサイトで活動の紹介をしていただきました。ぜひご覧ください。

https://fijianwalker.com/interview-jica1/

訪問リハビリの様子

訪問リハビリの様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

理学療法協会でワークショップ開催

理学療法協会でワークショップ開催

 

 

 

 

 

 

 

 

NRMHスタッフ集合写真

NRMHスタッフ集合写真

 

 

 

 

 

 

 

マナ島 海岸写真

マナ島 海岸写真

 

 

 

 

 

 

 

 

フィージー派遣 29-1次隊 T.M. 理学療法士

以上

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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