活動紹介

現地視察の旅: ほぼ年に一度、「宮城県出身の隊員の活動現場を見てみよう」といった感じで、これまでに16回の歴史を積み重ねてきました。2011年は震災のため実行されませんでしたが、2012年にはもモロッコを視察する予定です。

隊員壮行会: ー元気で活躍できるように激励ー開発途上国のために、「自分の技術を生かして活動したい、自分の力を海外で試して見たい」、そうした意欲を持っている若者の希望を達成する道を開いている協力隊に応募した宮城の青年達やシニアボランテイア達を支援するため、帰国した隊員のOB・OGのメンバーを中心とした有志が集まって、赴任直前に激励会を開いています。

ふるさと情報便:河北新報発送:ー現地で安らぎを得てもらうためにー本会発足当時より、派遣中隊員へ何か本県の情報を届けたいものだと検討し、地元紙「河北新報」に支援する会からのメッセージを添えて送付しております。当初は河北より新聞を贈呈頂き、事務局より一括して送付しておりましたが、会員の参加と協力を求め数年前より、発送に係わる費用をも含め協力会員を募り年2回実施しております。

現在約40名の会員にご協力戴いておりますが、折角送ったのに反応がなさすぎるとの嘆きの声を多く耳にします。確かに反応は少ないのですが、帰国したOVの方々に伺うと、大変懐かしく読ませて頂き有り難かったとの声がほとんどです。いくら文明の機器が発達したとはいっても、ふるさとの情報や活字に接する喜びは格別なものです。異文化のなかで奮闘している隊員が、ふるさとのホットなニュースや地元の話題に接して安らぎを感じていただければ幸いです。

思いを込めて送って戴いた方々には、なんらかの返事を期待致しますが、任地で忙しい生活を送っているのだろうと、また、返事がないのは元気な証拠とでも思って、今後も継続してゆきます。

隊員帰国報告会:ーホットな情報をPRー「金がない」「物がない」「人が足りない」の、ないないづくしの悪条件の中で工夫して活動を進めてきた様子や、文献やマスコミではなかなか知り得ない開発途上国の実情を県民にご理解いただきたく開催しています。

帰国した隊員が一様に口々に語るのは、「協力するというより、教えられたことの方が多かった」ということです。つまり「国境を越えた心のふれあい」の大きさを知ることができます。

隊員からのレポート紹介:ー現地のホットな情報を伝えるーこれから青年海外協力隊やシニアボランテイアなどとしてJICAの活動に参加したいと思っておられる方々や、JICAの活動に興味を持っておられる方々に、現地で活躍中の隊員からのナマの報告をホームページなどで紹介し、理解を深める手助けをしています。

帰国後の活動支援:ーかけがえのない経験を生かしてー帰国後は、かけがえのない人生の思い出となる貴重な海外経験を職場で生かすことは、開発途上国との架け橋になって行きます。任期が終わると、現職参加した方は元の職場に復帰し、退職して参加した方・新卒で参加した方は、自分の特技・資格を考慮して、自分の進む道を目指します。そのために、我々支援する会のメンバーはJICAと一緒に」、就職先の開拓など、いろいろな相談にあずかっています。

各種セミナーの開催:ー”真の国際人”育成のためにー「国際化」と言われていますが、今こそ世界の多種多様な生活・価値観・文化を尊重しあえる謙虚さを学び、異国人の立場に立てる人間=”真の国際人”を育てて行くことが大切になっています。