お悔やみ

本会会員、千葉大健様、伊勢文雄様が、それぞれ2021年6月、11月にご逝去されました。
謹んでお悔やみ申し上げます。

千葉大健様は「宮城県青年海外協力隊を支援する会」の立ち上げるための準備委員会から携わり尽力されました。
このため設立当初から本会理事、さらに常任理事、相談役の要職を担当していただきました。

また、海外にも関心を持たれ「現地視察の旅」に参加、ブータン王国、モロッコ王国、カンボジア共和国、ウズベキスタン共和国、ボリビア多民族国家、フィジー共和国、直近ではスリランカ民主社会主義共和国にも参加されました。

 
宮城県青年海外協力隊を支援する会
会長 富樫千之

2022年、新年のあいさつ

明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。

海外ではオミクロン変異ウィルスが猛威を振るい、感染者が急増、アメリカでは一日40万人を超える人々が感染しています。
しかし、多くの国々ではこれ以上の経済停滞を避けるためにウィズコロナによる活動、経済行動が選択されています。

我が国においては海外に比べて感染拡大が抑え込められ、新規感染者は一日500人を下回っていますが、オミクロン変異ウィルスの感染が確認され、少しずつではありますが、増加傾向にあります。

このような中の2022年新年の人々の動きは、感染に注意しながらも閉塞感打開の行動になって、まさにウィズコロナの実践になっています。

本会の2020年、2021年の総会は、コロナ禍でそれぞれ書面による報告、リモートによる開催になり、会員相互の親睦が推進されませんでした。
そこで本年の総会はコロナウィルスの感染に注意しながらもウィズコロナに沿う対面による総会を考えています。

もちろん、今後のコロナ感染の推移にもよりますが、総会の一カ月前までに最終的な判断をしたいと考えています。

対面開催の場合は下記を予定しております。

●2022年総会(予定予告)
日時:2022年6月4日(土)午後
場所:仙台市内

本年の年明けは例年よりも寒い正月のように感じています。
コロナウィルス感染、寒さ対策に注意されて過ごし、春に再開できることを祈念しています。

宮城県青年海外協力隊を支援する会
会長 富樫千之

熊谷知美さん「子どもの心・個性・命を守る~みらいの学校プロジェクト~」支援のお知らせ

●追記:このプロジェクトは、2021年12月15日に募集を締め切りました。

宮城県出身の「青年海外協力隊」隊員OB、熊谷知美さん(平成16年度1次隊、フィジー、日本語教師)が「クラウドファンディング」の支援を求めています。

タイトルは「子どもの心・個性・命を守る~みらいの学校プロジェクト~」
主に宮城県の不登校生徒の解消で学童の健全な成長を促すものです。

仙台市は4年間増加の一途をたどり、政令市の中で3年連続ワースト1位だそうです。
詳細は、下記のURLで確認してください。

▼クラウドファンディングGoodMorning「子どもの自殺」増加にSTOPを!不登校・自殺要因解消のため、団体を設立したい」
https://camp-fire.jp/projects/view/456963

ご支援いただいた皆さまには、団体ウェブサイトへのお名前掲載、団体設立報告会へのご招待、記事掲載など、金額に応じてお礼のリターンをご用意しているそうです。
是非、支援をお願いいたします。

文責  
宮城県青年海外協力隊を支援する会
会長 富樫千之

2020(令和2)年度 リモート総会・書面決議

2020.11.18 宮城県帰国表敬訪問(宮城県庁1Fロビー) ※中央5名は帰国隊員 2020.11.18 宮城県帰国表敬訪問(宮城県庁1Fロビー) ※中央5名は帰国隊員

総会次第

2021(令和3)年6月5日(土)13:30 開会
於:JICA東北

  1. 開会
  2. 開会あいさつ
  3. 来賓祝辞及び紹介
  4. 議長選出
  5. 議事
    第1号議案 2020年度(令和2年度)活動報告及び決算報告
    第2号議案 2021年度(令和3年度) 活動方針及び予算(案)
    第3号議案 役員人事について
    第4号議案 その他

 

第1号議案 2020年度(令和2年度)活動報告及び決算報告

■総括
新型コロナウィルスは変異を遂げながら大都市を中心に感染し続けています。宮城県においても人口当たりの感染者数は全国のトップクラスで感染経路不明、クラスターの2大課題を抱えて、抜本的な解決方法を見いだせていません。

このため、各種団体の会議や大学の授業などはやむなくリモートで開催しています。

昨年の総会では間に合わなかったため、資料を送付し、事業報告と決算報告をいたしました。本年は役員の話し合いから可能な会員との交流も必要とのことで、リモート会議による総会を開催することに致しました。

一方肝心の「JICA海外協力隊」の状況は、再派遣が実施されてきましたが、コロナウィルスの第2波、第3波による感染拡大のため、派遣国のみならずその国の地域を選別した派遣となっています。

しかし、ワクチンの開発が進み、生産、接種も徐々にではありますが進展がみられることは朗報です。本年は顔を合わせた忘年会が開催できることを祈念しております。

さて、上記コロナウィルスの影響下、本会の恒例活動のほとんどができませんでした。例年の総会、隊員壮行会の開催、研修会、会員の相互親睦、派遣中のJV、SV隊員とのメール交換による連携、NEWS LETTERの発行、視察の旅等は履行できませんでした。

このような中、活動ができたのは、「協力隊を育てるカレンダー」の会員への送付、本会役員による「宮城県から派遣予定の待機隊員の一時雇用」、「宮城県青年海外協力隊員」JICA海外ボランティア帰国県庁帰国訪問への参加、ホームページの内容更新でした。

なお、昨年は役員改選時期でしたが、コロナウィルス禍のため実施しておりませんでした。このため、変則になりますが2年の任期で改選をしたいと考えております。よろしくお願いいたします。

 

『会運営関係』

●2020年(令和2年)

  • 11月18日(火) 「宮城県青年海外協力隊員」JICA海外ボランティア帰国県庁帰国訪問 帰国隊員5名(JV4名、SV1名) 星副会長、郷古副会長、富樫 HPに掲載
  • 11月18日(火) 第1回 常任理事会(於:JICA東北センター会議室)

●2021年(令和3年)

  • 1月27日(水) 第2回 常任理事会(於:JICA東北センター会議室)
  • 3月24日(水) 第3回 常任理事会(於:JICA東北センター会議室)
  • 4月21日(水) 第1回 理事会(於:JICA東北センター会議室)
  • 6月 5日(土) 2021年度総会(於:JICA東北センター会議室) リモート会議 帰国隊員の報告会

 

2020年度(令和元2度) 決算報告

宮城県青年協力隊を支援する会・令和2年度(決算・予算)

第2号議案 2021年度(令和3年度) 活動方針及び予算(案)

 

■2021(令和3)年度 活動方針

2021年度のオープン活動はコロナウィルス感染の制御にかかっておりますが、それまでは、リモート開催の総会の知見を活かして、リモートで可能な活動を再開したいと考えています。

その一つが宮城県から派遣された隊員OBの派遣後の活動、人生観等を語るリモート配信、これを順次開催して、隊員OBや隊員を志す青年の心を揺るがしたいと思います。これによって一人でも多くの若者が隊員募集の行動に繋がるよう祈りたいと考えます。

東京オリンピックがwithコロナウィルスでどのように開催できるか、そしてワクチン接種の普及速度と影響をみなければわかりませんが、それらが本会の活動と連動してくることになります。

このようなことから、アイディアを駆使して、やれること、やれそうなことを活動の中心において実施したいと思います。

 

■活動計画

『会運営関係』

  • 会員名簿及び年会費・会計の管理
  • クロスロード購読者の管理
  • 会議開催、会議録の管理(総会 リモート会議による常任理事会・理事会)
  • 広報(NEWS LETTERの発行、HPの管理)

『会運営関係』

  • OB会と連携し、リモートによる隊員OBの活動、県境報告会
  • 関係団体との連携による国際協力啓蒙活動または研修会の開催
  • 会員研修会 11月頃
  • 会員懇談会 12月頃

『会運営関係』

  • JICA東北との連携
  • 育てる会、東北・北海道ブロック会議
  • 全国育てる会代表者会議

 

2021年度(令和元3度) 予算(案)

宮城県青年協力隊を支援する会・予算(令和3年度・令和2年度比較)

第3号議案 2021・2022年度(令和3・4年度) 役員人事

 

第4号議案 その他

会員数
2021年4月1日現在
会員数69名 うち休会者4名

お願い

本会は会員皆様の会費で運営しております。今年度も会費の納入にご協力願います。

 

 

「宮城県青年海外協力隊」コロナウィルスによる待機隊員の一時雇用 2021年1月

コロナウィルスが世界中に蔓延拡大し、一時帰国している協力隊員に加えて、派遣が決まっていた協力隊員も待機隊員となっています。

この待機隊員の多くは、退職による参加隊員で派遣までの生活待遇が問題になっています。
このため、JICAでの企業等に待機期間の雇用の呼びかけを行っていました。

協力隊のOBで帰国後派遣職種を活かし起業(株式会社ハシカンプラ:仙台市泉区)していた本会員の役員は、JICAの呼びかけに対し、関係職種の有無を確認し、再派遣までの期間を正規職員として雇用し支援を行っています。

▼待機隊員:A.K
・職種:PCインストラクター
・派遣国:ラオス
(2019年12月派遣~2020年3月ラオス隊員、4月隊員一斉帰国6月まで国内待機、7月~現在まで株式会社ハシカンプラ勤務)

派遣は、受け入れ国の状況と派遣国先への航空(渡航)状況にあります。
紆余曲折がありましたが最後の渡航チャンスを待ち、タイミングよく再派遣・活動をできることを期待しております。

なお、派遣予定隊員は現地カウンターパートと連絡を取りつつ、リモートで活動を実施しております。
エールを送りたいと思います。

2021年 新年のあいさつ

明けましておめでとうございます。

2021年が始まりましたが、コロナウィルスが拡散してから1年余、その拡大による第3波は終焉の希望を見通せない状況にあります。
病院の病床は不足しそうで、新たな患者の受け入れも迅速な対応ができなく、医療関係者においても大きな負担となってきました。

任期半ばで緊急帰国、再派遣を希望して待機している隊員の派遣は、昨年12月からコロナウィルスの感染者が安定してきたアジアのベトナムからすこしずつ再開しておりましたが、これもままならなくなってきました。
その一方で、コロナウィルスに対応するワクチンが開発され、日本においても数か月後から摂取できる可能性が高くなっております。

会員の皆様も感染しない行動をとり、時期が来れば各個人の意思に基づいてワクチン接種等の対策を取り健康に過ごす一年であってほしいと念願しております。
支援する会もコロナウィルスの鎮静化し常態における隊員派遣、隊員の壮行会、帰国報告会等を実施しできればと願っております。

本年は総会、忘年会を開催し、会員の皆様と顔を合わせた交流ができればと期待しております。

宮城県青年海外協力隊を支援する会
会長 富樫千之

「宮城県青年海外協力隊」JICA海外ボランティア帰国 宮城県庁表敬訪問 2020.11.18

コロナウィルスが世界中に蔓延拡大し、可能な限り協力隊員は帰国を余儀なくされました。
11月には国内の感染状況も小康状態に入り、その期の中「宮城県青年海外協力隊」帰国隊員の宮城県庁表敬訪問が行われました。

表敬は2020年11月18日(水)11時から宮城県庁4階庁議室で30分間執り行われました。
表敬した帰国隊員は5名で、JICA東北からは佐藤一朗次長、湯川千愛ら3名、支援する会からは、富樫、星、郷古の3名、対応の宮城県からは千葉隆政経済商工観光部長、江間仁志国際企画課長が出席しました。
部長挨拶、表敬者挨拶及び活動報告後、歓談、記念撮影があり、終始和やかに進みました。

表敬者は以下のとおりです。

① JV S.H.(F) ベトナム 観光 2018年3月~2020年3月
② JV K.A.(F) パラオ 小学校教育 2018年4月~2020年3月(特別短縮)現職参加
③ JV H.M.(F) モンゴル バレーボール 2018年7月~2020年3月(特別短縮)現職参加
④ JV T.A.(F) ルワンダ 公衆衛生 2018年7月~2020年7月 現職参加
⑤ SV S.H.(M) ザンビア 経営管理 2018年4月~2020年3月 (特別短縮)

活動期間については、任期短縮の隊員が3名おりましたが、短縮機関が短く、活動に大きな影響がなく、充実したボランティアであったとの報告でした。
しかし、帰国に当たっては、慌ただしく、日本への最後の便に間に合った隊員もいました。

任期半ばで緊急帰国、再派遣を希望して待機している隊員が多くいますが、コロナウィルスの感染者が安定している特にアジアへの派遣は、12月からベトナムをはじめにすこしずつではありますが、順次再開しております。
コロナウィルスの鎮静化を祈念してやみません。

宮城県庁4F 庁議室 前列左5名は帰国隊員 前列右端千葉隆政経済商工観光部長
宮城県庁4F 庁議室 前列左5名は帰国隊員 前列右端千葉隆政経済商工観光部長

宮城県庁1Fロビー 中央5名は帰国隊員
宮城県庁1Fロビー 中央5名は帰国隊員

総会中止のお知らせ

宮城県青年海外協力隊を支援する会
会員の皆様

中国武漢を発生源とする新型コロナウィルスは世界に蔓延、多くの罹患者と死者が出てしまいました。
1月30日(木)に世界保健機関(WHO)は中国を中心に拡大している新型コロナウィルス感染により「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」宣言が出され、日本においても大都市を中心として多くの人々が感染、4月7日(火)には政府から「非常事態宣言」が発表され3密(密集、密閉、密接)を避け、Stay Homeの奨励が出されました。

さらに、5月4日(月)には「非常事態宣言」が事態の好転を期待されつつも5月末まで延長されました。
加えて、県境を跨る移動の自粛が励行、経済の落ち込みは「リーマンショック」を超えると予想されています。

JICAでは派遣されている協力隊を可能な限り帰国、隊員の活動は休止され、再活動の見通しは立っていません。
3月3日(火)に予定されていた「全国育てる会」の代表者会議は中止、隊員募集も中止となっています。

5月、6月はNPO法人、各種団体、同窓会、町内会等の総会シーズンですが、軒並み中止になっております。
「宮城県青年海外協力隊を支援する会」の総会も例年6月に実施していますが、新型コロナウィルス感染防御のため2020年は中止とさせていただき、2019年度(令和元年度)の活動は、紙面にて簡単に報告させていただきます。

新型コロナウィルスの早期の終息を願い、さらに1日でも早い協力歳の活動並びに支援する会の再開を祈念しております。
何卒ご理解のほど、宜しくお願い致します。

また、本会は会員皆様の会費で運営しております。
今年度も会費の納入にご協力願います。

宮城県青年海外協力隊を支援する会
会長 富樫千之

Rwanda(ルワンダ)通信 Vo.6

仙台市健康福祉局生活衛生課 豊川絢子
(発行:2019.12.20)

■はじめに
あっという間に今年もあとわずかとなりました。
日本のような季節感がないルワンダにいると、日本の年末が非常に恋しくなります。
ちなみにルワンダでは、年末年始を盛大にお祝いする習慣がなく、去年の大晦日は自宅で静かに過ごしました。
さて今回は、今取り組んでいるジェリカン洗浄キャンペーンについて紹介します。

 

■ジェリカン洗浄キャンペーン/Jerrycan Wash Campaign

ジェリカンとは?
ルワンダでは、水を汲む時に使うポリタンクのことをジェリカンと呼んでいます。
黄色もしくは白いものが一般的です。
水道が通っていない家庭は、このジェリカンを持って水を汲みに行きます。
ちなみに私の家にも6つのジェリカンがあります。
多くの住民がジェリカンを使っていますが、中を覗くとカビや藻、土で非常に不衛生。
中が洗いにくい構造になっているため、なかなか綺麗に洗うことができません。
これはダメだ!ということで、ジェリカン洗浄を広めようと日々活動しています。

<ジェリカンで水を汲む村人たち>
ジェリカンで水を汲む村人たち

 

①洗浄方法の模索
中が非常に洗いにくいジェリカン。
どうしたら汚れが良く落ちるかいろいろな方法を試しました。
できるだけお金をかけず、環境にも配慮し、身近なもので試行錯誤した結果、卵の殻と少量の水で汚れが良く落ちることを発見しました。
頑固な汚れには石鹸や小石、葉っぱ、重曹なども合わせると、とても綺麗になることがわかりました。

<砕いた卵の殻>
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<石鹸>
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<小石>
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<瓶のふた(王冠)>
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<ベーキングパウダー>
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<kateye(ランタナ)の葉>
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②データ収集、対象の決定
活動先のヘルスセンターで、下痢や寄生虫の患者がどのくらいいるのか、毎月のデータを集めました。
これらの疾病は不衛生な水に起因すると考えられます。
患者の年齢、性別、住所を確認し、患者が最も多い村を3つ選定しました。

<ヘルスセンターの同僚たち>
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③村でのミーティング
選定した3つの村を訪問し、村長、村役場の職員、衛生クラブのリーダー、コミュニティヘルスワーカーと打合せを行いました。
患者が多い現状を伝え、ジェリカン洗浄キャンペーンを提案しました。
村の定例ミーティングに招いてもらい、そこでキャンペーンを行うことになりました。

<打合せの様子>
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④卵の殻集め
キャンペーンで使う卵の殻を集めるため、近所の商店やレストラン、ホテル、パン屋さんに専用容器を置かせてもらい、卵の殻を集めてもらいました。
生卵の殻は細菌汚染の可能性があるため、ゆで卵の殻限定としました。

<Ibishishwa by’amagi (卵の殻)と書かれた容器>
たくさんの殻を詰めてくれたレストランのスタッフ。ルワンダの卵の殻は茶色が一般的。

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⑤湧水での水質検査
選定した3つの村の住民たちは、近くの湧水の水を飲んでいることがわかりました。
そこで、キャンペーン
開始前にその湧水を訪ね、水質検査を行いました。
<大きな異常はなかったものの、大腸菌群が検出された湧水もありました。>
水質検査

 

⑥キャンペーン当日
村の定例ミーティングで水因性疾患の多い現状を説明した後、いざジェリカン洗浄!
事前にお知らせし、住民たちに自宅から汚いジェリカンを持ってきてもらい、グループに分かれてジェリカンを洗ってもらいました。
卵の殻と少量の水だけで汚れが落ちることがわかり、驚いている村人もいました。
長年洗ってこなかったジェリカンの頑固な汚れはなかなか落ちず、自ら持参した石鹸やハーブのような葉っぱ(良い香りでよく泡立つ)を試してみる村人も。
また、参加者数名に家族構成や水の入手方法、最近下痢になったか等、アンケートを取りました。

<キャンペーンの概要説明>
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<グループワーク>
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<たくさんの子供たちも参加>
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<Before・After>
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<ジェリカンから出てきた汚れ>
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<大人も子供もシェイクシェイク!!>
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⑥今後の活動
ジェリカン洗浄を継続的に実施してもらえるよう、村の衛生クラブへ出向いて多くの人に再度ジェリカン洗浄の大切さを伝えていきたいと思います。
また今回のキャンペーンで使用したジェリカンが綺麗なまま保たれているか、家庭訪問をして確認したいと考えています。

今回事前に行った水質検査で、大腸菌群が検出された湧水がありました。
この湧水のまわりには保護柵がなく、動物や人が自由に出入りできる状況です。
実際に訪れた際も、湧水のすぐ近くで牛が草を食べ、糞が散らばっている状況でした。
水源汚染を防ぐため、このような状況を村長や村役場の職員とも共有して、環境を改善していきたいと思います。

<湧水の近くで草を食べる牛> 糞もたくさん散らばっていました。
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活動報告【2017年3次隊 エクアドル(防災・災害対策)】

活動報告
2017年3次隊 エクアドル(防災・災害対策)木﨑恵理子

宮城県青年海外協力隊を支援する会の皆様、大変ご無沙汰しております。
私は、2018年1月よりエクアドル共和国サリーナス市役所危機管理部にて防災・災害対策の活動をしている木﨑恵理子です。

日本を出発してから早一年半が過ぎ、残すところ私の任期もあと5か月余りとなりました。
前回報告時の去年3月は赴任して間もなく、スペイン語も生活も慣れない環境でしたが、現在は海岸部(コスタ)での生活や食事にはすっかり慣れ、美味しい魚介類やバナナを使った現地料理を堪能しています。
漁師町に暮らす彼らの話すスペイン語の早さにはまだ慣れていませんが、陽気なコスタの人々との生活をとても満喫しています。

活動を行うサリーナス市では、JICA技術協力「地震と津波に強い街づくりプロジェクト」が2017年7月より2021年3月まで入っており、3か月に一度の割合で地震・津波の専門家が日本から来てくださり、津波浸水地図や避難計画策定、市の防災計画アジェンダや耐震建築制度遵守にかかる政令策定補助など、技術的支援を継続してくださっているため、ボランティアとしてはソフト面での支援、つまり防災教育活動を中心にこれまで活動を行ってきました。

サリーナス市はエクアドル最西端に位置し、両側を海に囲まれた半島のようになっており、海抜10メートル以下の市街地が大半を占め、大雨・洪水・高潮・地震・津波といった災害にとても脆弱な地域であると言えます。
最西端にあるチョコラテーラと呼ばれる岬から60㎞の場所に海溝プレートが走っており、専門家によると大地震が発生した場合は最短16分あまりで市内に津波が到達し、8割ほど浸水すると予測されています。

2014年に市役所危機管理課(現在の危機管理部)が創設され、市内でイベント開催時の危機管理計画等、様々な場面での危機対策管理と報告を日常の業務としており、同僚たちは点検のため現場へ出ていることが多いです。
防災教育に関しては、JICAプロジェクトでの活動を通し教育省との連携が始まり、JICAボランティアとして私が赴任した2018年3月頃からは、教育省と連携して管理職や教員向け研修会を実施し、全48校の研修に同僚と入っていくこととなりました。

子ども、保護者、教員、そして地域コミュニティや公的・民間機関等への研修を同僚と断続的に続けたところ、2019年7月現在で人口9万人のうち2万人ほどに研修を行ってきました。
私の赴任前に参加者が数千人しかいなかった避難訓練にも、研修に行った教育機関を中心に1万人以上が参加し、ソフト面での防災啓発活動が少しずつ実を結んでいることが何よりも嬉しく、曜日や時間関係なく一生懸命働く同僚たちにとっても防災に携わる意識や動機付けの向上に繋がっていると実感しています。

ボランティア独自の防災教育活動としては、日本で開発された防災教育教材「ぼうさいダック」のスペイン語版「パトぼうさい」を使った3歳から10歳ごろの子どもを対象とした防災研修をこれまで重点的に行ってきました。
初めてぼうさいダックスペイン語版を開発された元エルサルバドル防災・災害対策隊員の先輩方に多大なご協力をいただき、任地サリーナスでも2018年4月に地域管轄教育委員会へ紹介し、興味を持っていただいたので同年5月に市内教職員対象に研修、同年7月末から市内5校の子どもたちへの研修をとおし、市役所広報課や他同僚の多大な協力を得て、2018年11月にサリーナス版ぼうさいダックを作成・印刷しました。

サリーナス版「パトぼうさい」では暴風雨、洪水、土砂崩れ、火事、地震、津波の6災害について、カード表面に災害のイメージ画像、裏面には発災時に取るべき初期動作をを動物で表現し、言葉の発達段階にある子どもたちにもジェスチャーと簡単な動物の名前で憶えてもらい、非常時の自助の力を育むことを目的としています。
(例:地震の際はアヒルになって頭を守ろう、津波の際はチーターになって安全な高台へ逃げようなど)カードで学んだことをさらに体で習得するため、日本で作成された「ぼうさいのうた」スペイン語版を同僚と編曲・作成し、市内5校の子どもたちや同僚の協力も得て、子どもたちが演奏・合唱・振付をするプロモーションビデオを作成することができました。
Youtube【PATO BOSAI OFICIAL ECUADOR GAD SALINAS PROV STA ELENA】 →こちらのリンクから作成したビデオを見ていただけます)
2018年7月から市内の学校で始めた子ども向けパトぼうさいの研修は、2019年7月現在で市内25校、約4.200名以上の子どもたちに行っております。
(同様の研修をエクアドル国内9か所の隊員任地の学校などで計1,000名以上に研修を行いました)研修時には各学校に本教材を1セットずつ配布し、子どもたちには大変好評を得ております。

エクアドルでの活動においては市役所や関係機関との人間関係、調整しても時間通り、予定通りに物事が進まない難しさや、公務員の安定雇用が確保されていないため、職員の度重なる解雇・異動など予想できない出来事の連続でした。
統一地方選挙の期間中の2019年2月から3月にかけては選挙活動による通常業務がほぼ行えない状況となり、防災研修がほぼ行えず、心身ともに辛い時期が続きました。
その間、他隊員の任地見学や他防災隊員とのコラボ活動などを通して少し視点を変えて自身の活動を見直すことができ、今日までなんとか一年半活動を続けてくることができました。

残り5か月あまりで出来る活動として、2019年7月末からは教員向けのパトぼうさい研修と津波避難ルートための災害時図上訓練(DIG)といった研修も開始し、私の任期満了後も継続した教育活動が続いてくれることを切に願っております。

■写真1活動報告 2017年3次隊エクアドル_1
サリーナス市内の展望台から見た市内(両側が海に囲まれた半島部が市街地です)(2019年6月)

■写真2
活動報告 2017年3次隊エクアドル_2
津波避難訓練時の様子(2018年10月)

■写真3
活動報告 2017年3次隊エクアドル_3
サリーナス市で行った日本文化紹介イベントでの隊員仲間との音楽演奏(2018年7月)

■写真4
活動報告 2017年3次隊エクアドル_4
防災研修を行っている様子(3歳から10歳の子ども向け)(2019年7月)

■写真5
活動報告 2017年3次隊エクアドル_5
防災研修を行っている様子(高学年以降)(2019年7月)

■写真6
活動報告 2017年3次隊エクアドル_6
市役所の同僚たちと(2019年2月)